クマのプーさんの続編 『Return to the Hundred Acre Wood』 の刊行が 話題 となりましたが、こちらも児童文学の古典です。ないとうふみこさんが、訳者の一人です。

むらさきいろの童話集 (アルドルー・ラング世界童話集)むらさきいろの童話集 (アルドルー・ラング世界童話集)
(2008/11)
西村 醇子

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 アンドルー・ラング。詩人にして、作家にして、古典学者にして、民俗学者。この碩学が童話の重要性を認めて編集したのが、12冊からなる童話集でした ヴィクトリア朝の英国で編まれた童話集には、アンデルセン、ペロー、グリム、アラビアン・ナイト、さらには日本の昔話も入っています

 この童話集が日本に紹介されたのは1958年のことです。川端康成 の校閲で『ラング世界童話全集』が出版されました それから何度か出版社を替え再編集され、1978年に最後の版が出されました。数十年ぶりに、まったくの新訳 で、しかも原書が創刊された時の美しい挿絵を入れて、この童話集がよみがえりましたグー! 昨年から東京創元社での配本がはじまっています。詳しくは こちら をご覧ください。

 『むらさきいろの童話集 (アルドルー・ラング世界童話集)』 は『アルドルー・ラング世界童話集』の7冊目で、ないとうさん「リュートひき」「金の星をつけた子どもたち」「モガルゼアとむすこ」(この話の挿絵が、表紙に使われています)を訳しています

 「リュートひき」はロシアの昔話です。異教徒に囚われた王さまを救ったリュートひきの正体は

 「金の星をつけた子どもたち」はルーマニアの昔話。羊飼いの娘が皇帝と結婚し、ひたいに金色の星をつけた双子を産みます。だが双子は、皇帝のまま母にうとまれ虐待されます。それに屈せず、最後は……。2と3と12が繰り返されます。 MH-icon大食いマグロ

 「モガルゼアとむすこ」もルーマニアの昔話です。両親を失い、後見人にだまされた若者は旅に出ます。その途中、たき火の近くで眠る男のそばで自分も寝入ってしまいます。次の朝、びっくりする男に若者は、「夜のあいだに生まれた、あなたのむすこです」と告げるのです えぇ

 やまねこ翻訳クラブ出身翻訳家対談 「持ち込み」について
 投稿・持ち込みでつかんだチャンス――ないとうふみこさんに聞く

 本サイト『東江一紀親衛隊ё』
Posted by π

コメント
この記事へのコメント
きゃあ、ご紹介くださりありがとうございます! 感謝です~。
昨年に刊行が始まったこのシリーズも、まもなく第8巻の『べにいろ』が出て、のこり4冊となります。ご紹介いただいた第7巻『むらさきいろ』あたりから、東欧、アフリカ、北欧、ネイティブアメリカンなど、ぐぐっと範囲が広がって、テイストが変わってきます。特にアフリカやネイティブアメリカンのお話は、ヨーロッパものとはぜんぜん趣がちがっていておもしろいんですよ。またお手にとっていただければうれしいです。
2009/01/22(木) 09:25 | URL | BUN #-[ 編集]
BUNさん、ようこそe-466

> きゃあ、ご紹介くださりありがとうございます! 感謝です~。

いえいえe-266
なんちゃってーe-350  この記事はπ隊員がアップしてくれたんですよ!

師匠が「どんなものを訳しても、ないとうさんの訳文には語りの柔らかさとはずみが感じられます」とおっしゃてました。

童話は大好きなので、これからも楽しみにしておりますv-343
2009/01/24(土) 15:29 | URL | ё #-[ 編集]
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